なぜ「意識の高い(笑)学生」は、就活でことごとく落とされるのか?

ここのところ、受講生だった学生から就活に関する相談を受けることがよくあります。というわけで、今回はなぜ「意識の高い(笑)学生」は就活でことごとく落とされるのかという点から、就活に関して考えてみましょう。

参考資料はこちら。

東大生が振り返る、就活で「勝てない」意識の高い(笑)学生

「半沢直樹」になれない意識の高い(笑)就活生

先日の記事と関連しますが、意識の高い(笑)学生は学生団体活動や留学などを行います。それ自体はもちろんステキな経験だと思うし、ばんばんやってもらえるといいのですが、何のためにやったのかが明確でない場合が多く見受けられます。端的に言ってしまうと「それって就活のためにやったんじゃないの?」って人も結構います。

そのような場合、「なぜ」を何度も掘り下げることで物事の本質が見えてきます。ちなみにうちの講座でも、ビジネスプランを考えるときにはどうしてそのプランを選んだのか、「なぜ?」を5回繰り返すように聞いています。

見せかけだけの意識の高さは、おそらくこの5回の「なぜ?」に耐えられません。

これから最終面接を迎える就活生の方々は、そのあたりを考慮したほうがいいと思います。
ちなみに、もし僕が面接官だったら意識の高さや学生時代の実績なんかよりも「好奇心旺盛で謙虚なぶっ飛んでいる学生」を採用すると思います。好奇心が旺盛な人はおそらくどんな仕事を与えても積極的に取り組んでくれるだろうし、謙虚な人は相手を尊重したコミュニケーションがとれるだろうし、いい意味でぶっ飛んでいる人はその人しかできない代替不可の強みを持っています。

そうだ、そういえば、うちの講座もそういうぶっ飛んでいる学生を募集しています。
「もしかしたら自分もちょっとぶっ飛んでいるかも」って思った方はぜひ、説明会に参加してみてくださいね。単にぶっ飛んでいるだけだとちょっと困るんですけど。

(講師および社会人TA担当:高澤)