主宰より、初回説明会によせて
学生のみなさん、
こんにちは、講座を主催している柴田です。
今日は講座の中で私が主に担当する初回説明会の話をします。初回説明会は講座全体のことを話すので、
講座全体の話でもあります。
私は初回説明会で1時間半近くしゃべります。
私は講座には前回出席しますが、まとまって話すのは初回説明会だけです。
初回説明会も1コマの講義として作っています。
私は、100日間の講義を終わると残りの256日間ずっと、来年の初回説明会をどうするかを考えて
います。講座で教えることを凝縮して伝えたいからです。時間が限られているのでそぎ落とさなくては
ならないことがたくさんあります。
何を落として、何を残すか、残したものをどう伝えるかをずっと考えています。
突き詰めて行くとだんだん文学や映画のようになってきます。
世界中の伝承や民話を集大成したようなギリシャ神話、ギリシャ神話にも大きく影響されているシェイ
クスピア、ギリシャ神話やシェイクスピアを大きく取り入れてシナリオを作っているハリウッドの映画
などに似てきてしまうのです。
人が生きて行くってどういうことか、
「それは旅だ」
「それは成長していくということだ」
「それは出会いと別れだ」
みたいなところに行き着いてきます。
結局、旅の中で出会う人達とどう関わって行くかということになります。
「分からないことがあったらちょっと聞けばいいのに聞かずにすごしてしまう自分を脱却すること」、
「相手の言うことを正しく聞くこと」、
「相手の喜びが自分の喜びになること」
このあたりの感覚を身につけて行くのが講座です。
簡単そうで乗り越えられないこうした当たり前のことを学生の皆さんにどう乗り切ってもらう
かのノウハウを蓄積してきたのが講座の歴史です。発想法や論理思考、マーケティングや財務、
プレゼンテーションなどを知識やスキルとして身につけることは旅の中で行う修行のようなものです。
修行は旅には付き物です。講座は100日間の小旅行です。いろいろな人に出会い、いろいろな修行をしま
すが、あっという間に終わります。
講座はみなさんの旅の1つの章です。講座を受けるまでに皆さんがつづってきた章が講座で出会います。
そして講座が終わるとそれぞれの人がそれぞれの続編に旅立ちます。講座はいろいろな物語の主人公が
一堂に会してしまう特別な1章です。みなさんの物語を聞かせてもらうことを楽しみしています。初回
説明会ではできるだけみなさんがみなさん同士で話が出来るように工夫しています。楽しみにしていて
ください。
初回説明会でお会いしましょう。
柴田