アントレ講座を社会人(サラリーマン)が受講することの意義

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僕は昨年度のアントレプレナーシップ論講座に社会人として参加した田島直樹(たじ)です。
今回は、学生が主体である本講座に社会人として受講し、学んだことをお伝えしようと思います。

なぜ社会人になって受講しようと思ったか

僕は昔から理系の道を歩んできて、経営、経理、マーケティング等のことを一切知らないまま社会人になりました。しかし会社に勤めているのに、会社が利益を上げている仕組みやモノを売る手段について何も知らないのは如何なものか?と思い、“ビジネスについて勉強しなければ!!“と感じていました。そんなある日、友人から本講座を紹介されたことがきっかけで受講を決めました。
そんな経緯で受講した僕が、講座を通して学び、成長出来たと思うこと、学びを会社でどう活かせているかをお伝えしようと思います。

社会人としての受講で学んだこと

アイデアを即行動に移すことの重要性

講座では、「考えてばかりいないで、外へ出て顧客の声(ニーズ)を聞きに行こう」としつこく言われます(言われ続けてもなかなかできないのですが…)。これは本当に大切なことで、実際にヒアリングに行ったり、ビジネスプランをプロトタイプでもいいから形にすることで、アイデアのいい所、悪い所が見え大きく前進することを体感しました。
このことは会社に入ってからも同様です。人から言われたことをこなすだけの社員には大した価値はなく(派遣社員で十分)、自ら考え行動する人材が求められます。僕はこの講座で行動力を鍛えることができ、当たり前のことだけれど非常に重要な要素を自然と身に付けることができました。会社でも、分からないことは社内の詳しい方に積極的に話を聞きに行き、仕事を大きく進捗させています。また、自然と人脈も増え、仕事にすごく役に立っています。

スケジュール・時間管理の徹底

社会人と学生の大きく異なる点は、講座のために使える時間の量です。講座では週に20-30時間のコミット時間を求められます。この時間を生み出すためにはスケジュール管理は必須となります。受講したての頃は、夜中遅くまでスカイプでミーティングを行い、翌日寝不足、業務に支障が出る、なんてことがありました(仕事中、トイレで10分仮眠したこともありました…)。講座を進めていく中で、いかに講座と仕事の両立を図るかを考え行動することで、仕事も定時でしっかりと終わらせ、講座のために時間を取ることができるようになりました。
講座を終えた現在でも、仕事は定時で終わらせ、自分のやりたいことにしっかりと時間を使える生活を実現しています。

上記二つの学びは、社会人として当然できなければならないことだとは思いますが、実際に実行できている人はとても少ないと感じています。こんなこと誰も教えてくれないし、自分で意識して身に付けるのはとても大変なことだと思います。僕と同じことを感じている学生・社会人の方々は講座を受講することをお勧めします。講座で自分を変え、その力で会社・社会をも変えるようなアントレプレナーシップを発揮できるようになりましょう!!

おまけ〜学べること、学ぶことはあなたの想像の一歩先〜

仕事に役立つこと

業務に直接関わることではないけれど、人生のキャリアプランとして自分が本当にその仕事がやりたいのか、一度見直すことができる機会だと思います(僕の場合は幸いにも今の仕事がやりたかったのだと再認識できました)。違うと思えば、次のステップへ踏み出せるいいチャンスだし、アントレで3ヶ月学べば、最初の一歩を踏み出すための勇気がもてるようになります!!

役立たないこと(期待しても意味のないこと)

ビジネスやマーケティングの基礎を学びたいと思い学びにくるのでは受講の意味がありません。会社に勤めれば、ビジネスの基本を教わることになります(新人研修など)。業務で使う程度ならばその内容で十分です。いや、むしろ会社の指導の方が基礎的なことは丁寧に教えてくれます。アントレでは、会社に勤めているだけでは一生気づけない何か(それは人によって違うと思うが)に気づける場所だと思います。

(TA たじ)