VC Aptitude Test

おはようございます。

ちょっと面白いテストを発見したので紹介します。VC適性度テストみたいなもんですかね。

アントレプレナーシップに興味がある方ならご存知かもしれませんが、ガイ・カワサキというベンチャーキャピタリストが開発したテストです。

ガイ・カワサキさんは元々AppleやGoogleのmotorolaチームのエバンジェリストで、今はオーストラリアのスタートアップCanvaのチーフエバンジェリストをされているそうです。御歳60歳を超えて、ジーパンとTシャツとネルシャツをおしゃれに着こなして、スタートアップでバリバリ製品PRをできるなんて、まじでかっこいいです。

そんなカワサキさんがブログでVCの適性について語っています。

カワサキさんに言わせればVCって職業は自分のキャリアの初めにあるものではなくて、最後にあるものだそうです。現製品開発や販売営業の経験なくしてVCにはなれない。若いなら週80時間は世界を変える製品やサービスを作り続けるべきとのことです。

現場経験や現場に対する理解がいるってのはVCだけではなくて、メタなレベルから対象に関わる仕事には必須だと思います。戦略コンサルであれば現場の理解なくしてクライアントにとって意味のある解決策は提案できないだろうし、インベストメントバンカーもそうでしょう。

私事ですが、リスクマネジメントやIT開発等も現場に対して一歩引いた立場から関わるからこそ、現場に対する理解なくして付加価値のある仕事はできません。っと、最近痛感しています。

そういうわけで、個人的にはある程度キャリアを積んだ戦略コンサルタントやインベストメントバンカーは現場に対する深い理解はあると思うのですが(なのでVCもいけると思っています)、カワサキさんはVCになる前の最悪のキャリアとして、次の3つを挙げています。

  • 戦略コンサルタント
  • インベストメントバンカー
  • 会計士

なぜか。

戦略コンサルタントは、実行は簡単で洞察を得るのが難しいと思っているから。でもスタートアップは違う。

インベストメントバンカーは、ビジネスはスプレッドシートのセルに落とし込める。会社はウォール街のためにあって、顧客のためではないと思っているから。さらにいうと、彼らはディールを回すだけで、会社を育てない。

会計士は、過去の数値を分析するから。VCは将来を予想しなければならない。

一般化はできないと思いますが、言ってることはまーわからんでもないです。

前置きがなりましたが、テストはこちらです。ちなみに私は1点/100点でした(涙)

プロの金融リスクマネージャーをエンジニアかインベストバンカーってカウントしても6点。

このテストはVCだけではなくて経営者、リーダーとしての適性を問うようなものでもあるので、10年後にこのテストをやる時には満点を取れるよう時に戦略的に、時にオポチュニスティクにキャリアを構築していきたいと思いました。

ではでは。