【受講を考えている方へ】理系院生がアントレ講座を受講して感じたこと①
2015年度受講生の引間です。今回は、自分自身がアントレ講座を受講する前後のことを、ざっくりと振り返ってみたいと思います。僕がこの講座に参加した動機は、いくつかありました。
・研究室で生活していると物凄く関わる人が限定的なため、様々な人と関わりたかった。
・理系の専門知識だけでなく、ビジネススキル(企画立案する力やチーム行動の経験など)を上げたかった。
などが挙げられます。振り返って言葉にすると、しっかりした動機があったように見えますが、実際のところは「このままではいけない(気がする)」、「なんか行動しなきゃなあ」といった漠然としたものでした。そんな思いを抱きながら、この講座のプレ講座・初回説明会に参加しました。
【緊張しつつプレ講座に参加・・・】
参加したプレ講座は、博士号を取得後起業された三人の方々との座談会でした。この講演を聴くまでは、博士号を取ったらほぼアカデミックに行く以外に道はないと考えていました。ただ、この3人の方々はアカッデミックで活躍された後に、起業されたり、ベンチャー企業で働いたりと多方面で活躍されていました。だまだ知っている世界が狭いなと感じたとともに、未知なる世界が沢山あると思うと、妙にワクワクしたことを覚えています。
【初回説明会へ・・・】
プレ講座の数日後、初回説明会に参加しました。初回説明会では、「考えて行動しないより、行動してから考える方がいい」という言葉が印象に残っています。その言葉に後押しされて、講座の受講を決めました。何事もそうですが、考えているとやらない理由ばかりが見つかってしまうものです。(この講座に関して言えば、時間がない、交通費がかかる、研究が疎かになる・・・などなど)もちろん慎重に考えるべきことも時にはありますが、本講座に関しては「えいや」でやると決めたのは良かったなあと思います。
【講座を終えて・・・】
講座を終えて振り返ってみると、いかに自分の固定観念や常識に囚われていたか、痛感しています。(今でもそれに囚われてしまっていることはありますが・・・)自分の箱に籠るな、などは本には良く書かれていることと思いますが、本で書かれているようなことを実体験できるというのがこの講座のいいとこかなと思います。3ヶ月間、大変なこともありますが、終わってみると経験って何にも変えられないなあと実感します。本を読んでなるほど、と思うだけとは大きく違います。実際に経験するのと本などで納得するのとでは、ワクワク感がまるで違いますね。
【編集後記】
今回は、自戒も込めて講座を受けると決めた前のことと、講座受講前後の振り返りを書きました。次回は、具体的に講座期間中のことを振り返ってみたいと思います。