プレゼンテーションの一般傾向、そして対策
![](http://mediafrontier.main.jp/ops/14prd/wp-content/uploads/2014/02/023.png)
プレゼンテーション(以下プレゼン)の始めには
名前や目次、サマリーがあります。
・名前のところで自己紹介、
・目次のところで概要、
・サマリーのところで再び概要
をしゃべってしまい、長くなりがちです。
一般的に、中盤から、後半にかけて
プレゼンの重要な部分があります。
それなのに、最初のところで時間を使って
しまい、肝心の内容を話す時間が短くなって
しまうことが多いです。
対策としては、初めの部分は簡潔に、
後続の話しに期待を持たせる話だけをするのが良いです。
そして、早く肝心の話しに入るのです。
そこで、十分に時間を取って、説明する方が
いいからです。
![](http://mediafrontier.main.jp/ops/14prd/wp-content/uploads/2014/02/023.png)
人にはいろいろなクセがあるものです。
片方の肩を落としてずっといる人もいれば、
重心を左右の足に交互にかけて、ゆらゆらする人も
います。
単純に、ただまっすぐ立っているというのが一番
難しいようです。これは訓練をしないと直せません。
体を動かさずにしゃべるには腹式呼吸が必要になります。
腹式呼吸をしないと、体を斜めにしたり、ゆすったりしないと
息を出せないからです。これは、訓練していないと
できません。
見ている方からするとまっすぐに立っていてもらうのが
一番見やすいので、訓練して直すのがお奨めです。
他にも、特に女性の場合、頻繁に髪に触る人がいます。
あごや鼻に何回も触る人もいます。
放っておくとクセとして固まってしまいますので、
余分な動きはしないように訓練しておくのがよいです。
![](http://mediafrontier.main.jp/ops/14prd/wp-content/uploads/2014/02/023.png)
言うは易く行うは難いのがアイコンタクトです。
普通は、アイコンタクトどころか、PCの画面か投影画面
ばかり見て、聴衆に目をやることすらできません。
アイコンタトできるようになるには、もちろん、目を聴衆に
向けることが必要です。そして、そのためには、おおよその
ストーリーを頭に入れておく必要があります。おおよその頭に
入れておいて、聴衆を見ながら話し、時々確認のために画面
を見るのが良いです。
こういうやり方の場合、当然、用意した内容を100%再現
することはできません。しゃべりもらす内容もあります。
それは気にする必要はありません。幹になる話だけ
漏らさないようにして、付随する話は落としてもいいという
くらいで進めるのがいいです。
落とした話は、プレゼンの時間が余った際の時間調整用に
使うくらいでいいです。プレゼンは長くなりがちなので
落とす部分があるくらいでちょうどよくなります。
全体のストーリーを頭に入れて、落としてはいけない
話だけは必ず話すという気持ちでプレゼンするといいです。
![](http://mediafrontier.main.jp/ops/14prd/wp-content/uploads/2014/02/023.png)
訓練をしていないと、なかなか聞きやすく話すことができません。
口を大きく開けて話すには普段から口の周りの筋肉を
使う訓練をしておく必要があります。
訓練をしていないと、小さくしか口が開けず、口の中に声が
こもってしまうような話し方になってしまいます。
日本語の場合、
1)口の大きさとして
ア→オ→ウ逆にウ→オ→アと順番に発生する訓練、
2)口の幅として
ア→エ→イ逆にイ→エ→アと順番に発生する訓練、
が有効です。
この口の形の訓練を腹式呼吸で行う訓練をすると
さらに良いです。
関連記事
ZENはまだ早い。学会や職場でアタリマエなプレゼンテーション最低限の心得
人前で話すのが苦手な人でもプレゼンがうまくなる、たった3つのコツ