服飾系と間違われる理系研究員だけど、イケてるスタイルの作り方教えるよ

初めまして、今年度からTAを担当させていただく新人のさちと申します。
今回、ファッションに関して執筆させていただくことになりました。ヨロシクオネガイシマス。

今回の内容は、
「自分で服を選ぶってどういうこと?」「そもそもどうやったらいいの?」
という素朴なポイントについて、私の経験をもとに解説します。

私自身ですが、ブログタイトルは誇張ではないですよ。職業を聞かれると毎回、服飾系やサロンスタッフ、美術系の職業に間違えられます。
それくらいには自分のスタイルは確立しているし、周りからも「服装の選び方が上手いな」と思われているようです。同年代の服選びに付き合うだけでなく、理系男子のために、女の子にウケの良いスタイルの相談にのったりもしています。

まずは服に興味を持つ

もともとファッションに関しては無頓着でした。服装に気を使いはじめる年頃に読むような、ピチレモンとかセブンティーンは読まずに、少年ジャンプを読んでいたくらいです。たまたま、その頃仲が良かった友人がKERA!を読んでいて、「なにこれかわいい!」で服にハマりました。毎月その友人と一緒に読み、「こんな服着てみたいなー」がファッションに興味を持つきっかけでした。

でも、ファッション誌は読まない(でOK)

服にハマりましたが、雑誌は読まず、読むといっても人を待ってるときに立ち読みとか、そのくらいしか読みませんでした。KERA!は普段着を探すというよりは、図鑑的な楽しみ方をしていました。どうせなら全身のトータルコーディネートをやりたかったんですけれど、10代の私には金額的に厳しかったですね。。ちなみに、KERA以外はあまりピンとくる雑誌が私にはありませんでした。

こういった具合に、ファッション誌から仕入れる情報はほとんど無かったのですが、結果として今、自分で色々と楽しく考えながら服装を選べる思考回路ができたと思っています。

あこがれをもつ

そんなきっかけに加えて、姉が着回しと買い物がうまい人で(安くてかわいいものを探してくる天才)、そこから服の着方と買い物の仕方のノウハウを盗んでいました。服の着方がデニムにロンTとか、古着を混ぜてみたりと、シンプルにまとめていたのが自分の好みと合っていたのもありますが。

芸能人とかミュージシャンを真似るのもありかと思いますが、彼らが人前に立つ時の服装というのはなかなか突飛なので、(たまに出来そうなものは真似しますが)兄弟姉妹や同級生あたりで、参考になる人を探すのはアリだと思います。

街をよくみる

遊びにいったときに、自分の好みの服装の人や、小物の使い方とか色使いが上手な人を見つけて真似することで、流行を無理に追わなくても自分のスタイルをすこしずつ作っていきます。「流行に乗っている=おしゃれ」では無いと思いますよ。

自分の好みのスタイルを探しているうち、今年はこんな服の人が多いなー、とか、お店のディスプレイを見れば今年はこんなのが流行ってるのね、と掴めてくるので、雑誌を読まなくても流行がわかるようになるのです。そこで、流行と自分の好みがマッチしたときや、これは取り入れたら面白そう、と思った流行ものは取り込むこともしています。

自分語りになってしまいましたが、まずは

・なんであれ服に興味をもつ
・なんでもいいのであこがれ(目的)を持つとモチベーションが保ちやすい?
→私は姉でしたが、大学デビューしたいとか、モテたいからどうするか?でも全然良いと思います。きっかけは人それぞれ!
・街をよく観察すること

が今回のポイントでした。

アントレプレナーシップ論講座でファッション?

アントレ講座は、起業に代表される、何か率先してアクションするための基礎体力をつける講座です。では、なぜそういう講座でファッションを扱うのか?

アントレプレナーシップを持つ人=率先して一歩先へ踏み出す人と言えますね。ということは、注目を浴びる機会が増えますし、後に続く人達のために己の背中を見せなければいけない機会も増えちゃいます。だからこそ、佇まいのありかたについても、講座では考えていきたいと思っています。

そこでまずは、普段着の選び方という身近なテーマからアプローチしてみました。

蛇足ですが、興味をもつ、何も考えずに流行を追わない、あこがれ(=目標)を持つ、街(=人)をよく観察する・・・新しい事業を興す時の基本的な心の持ちようと同じだと思いませんか?

(Written by さち)