考えた事が無いとわかった気になる

TAモナです。

前回の投稿で「考えた事がないとわかった気になる」という事をチラッと出しましたが、解説しておきます。
就職の面接において「Excelはどの程度使えますか?」なんて聞かれた時の回答を例に考えたいと思います。そもそもこの質問をするのが意地が悪いのですが、私よく聞くのでありふれた質問という事にしてください。
Aさん:文学部学生  サークル旅行の会計でExcelを使った事ある
Bさん:統計学部学生 統計基礎でExcelを使い3年生からRやStataを使って統計処理

Cさん:システムエンジニア データベース設計を勉強した時に、Accessを使ったがExcelはデータを入れるときだけ。VBAを組んでAccessを動かすのは得意
さて、この人たちに「Excelはどの程度使えますか?」と質問した場合に帰ってくる返答を予測してみると
Aさん「会計の仕事で使っていました。一通り問題なく動かせます。」
Bさん「統計基礎で使っていました。関数を使いこなせと言われると怪しいですが、基礎的なことはできます。」

Cさん「VBAは組めますがExcel自体の処理は苦手というかやったことがありません。」

こんな感じのことが返ってくると思います。

「Excelで何ができるか」を考えた事があるかだけで、めっちゃ回答が変わります。考えた事がないだけでExcelが何たるか、わかった気になってしまうのです。

これめっちゃ怖いですよね。。。
だから、すべてに対して考える点を持ち続けるって非常に重要なのです。