意識高い系の学生と、ホントに意識が高い学生を見分ける3つのポイント
意識高い系の学生と、ホントに意識が高い学生を見分ける3つのポイント
うちの講座は学生に企業家精神を教えるということもあり、たまに意識高い系の学生が紛れ込んできます。その多くは面談の時に見分けることができます。今日は、そんな意識高い系の学生を見分ける3つのポイントについてお話ししましょう。
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自分ではなく、友達や知人を自慢する
いかに自分が優秀な人と友達なのか、または有名人と知り合いなのかを自慢する人が多いです。結局のところ、間接的に自分をアピールしているのですけどね。
ホントに意識が高い人は自分からアピールはせず、「~で困っているんだけど、こういう人知らない?」と聞かれた時に「~に知人がいるから、よかったら紹介するよ」と、さりげなく答えてくれます。
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自分の意見がない
彼らは自己啓発本をたくさん読んでいますが、話してみると内容がどれも有名な本や人からの引用であることが多いです。多くの場合、自分の意見を言いません。
ホントに意識が高い人は、きちんと自分の意見を自分の言葉で説明することができます。引用するときには「誰々はこう言っているけど」と前置きして、それに対して自分が賛成か反対かのスタンスを明確にします。
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忙しさを自慢する
彼らの多くは学生団体やボランティアなど、いかに自分が色々な活動に参加しているのかをアピールしてきます。もちろん参加しないよりした方がいいのかもしれませんが、では具体的に誰にどんな貢献ができたのかというアウトプットを面談で聞くとだいたいみんな黙ります。
ホントに意識が高い人は、忙しさをアピールするどころか顔にすら出さず飄々としています。
また、活動に関しても必要以上に周りに吹聴せず、黙ってもくもくと貢献していることが多いです。彼らは自己認証欲求よりも、自分の活動が本当に誰かのためになっているのかという本質的な点にフォーカスしています。
というわけで、意識高い系の主な特徴3点をご紹介しました。
ドキッとした方は、意識高い系にならないようご注意くださいね。
ドキッとしなかった方は、残念ながらほぼ間違いなく意識高い系です。
彼らは自分のことを冷静に分析することができず、自分がそうかもしれないという謙虚さを持っていないから。残念ですね。
高澤(講師兼メンター5年目)