スモールビジネスとスタートアップ

「スモールビジネスとスタートアップ」スモールビジネスはここでは5人くらいの会社と考えましょう。
ビジネスは必ずしも大きい必要はありません。
5人くらいまでですと、大学のサークルのような雰囲気で、
お互いがお互いの家族のことも知っているし、得意なこと、好きなこと、苦手なこと、嫌なことなどが分かっている状態です。
5人でも、十分に稼げて、長く続けられるなら素晴らしいビジネスです。
一方、スタートアップという考え方があります。
名前はスタートだけですが、スタートして急成長するビジネスと考えてください。
スタートアップについては、米国を中心に大変な量と質の研究がされています。
その知見は、広くビジネス一般に普及するといいものだと考えています。
講座でもスタートアップ成功のための知見をみなさんに広めたいと思っています。
知見というのは、
・正解はない
・アイディアに価値はない。実行したことが価値
・少ないお客さんに熱狂的に愛される
・小さな市場で圧倒的なシェアを取る
・失敗やミスの原因を社内で共有する
・報告書作りに時間を使わない
・計画づくりに時間を使わない
こういうことは、スタートアップでなくてもどんな組織にも大事なことですね。
この知見というのは、実は、放っておくと反対の状況になってしまいがちということでもあります。
・確かな答えをもとめようとする
・たくさんのお客さんに緩くしか刺さらないものを売ろうとする
・大きな市場の1%を取ろうとする
・誰が失敗したか責任を追及する
・報告書や計画づくりに時間をかける
講座では、こういうなりがちなことに断固反対できるマインドを仕込んでほしいと思っています。
皆さんに期待しています。
http://mediafrontier.main.jp/ops/
講座主催 柴田

By: Dhilung KiratCC BY 2.0